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第10回 ジュエリーの適正価格とは?

更新日:3月27日

コー:物を買うとき、


「高く買いたくない」


「適正価格で買いたい」


と、誰もが思うと思います。


適正な価格が解らなくても、


色んなお店に行って価格をみて適正な値段を自分で考え、一番安いとこで購入します。


この考えは自然なんですが、


これが解らないのがジュエリーの適正価格だと思います。


世の中にある大体の物が量産品ですがジュエリーの場合、石は天然石である限り全部違い、枠もサイズで分けられた既製枠では無い場合、1から作ります。


1から作るということは、それを作る人の人件費、天然石を採掘、研磨、選出、仕入れなどの人件費が関わってくるのです。


実際は解りませんが、スーパーの野菜とか肉、魚など大きさや状態、部位などである程度の値段が決まっていると思われます。

それ+人件費が加わってスーパーに並んでいるというイメージです。


私はシルバーアクセサリーを1から作って売っていた事があるので、人件費についてはある程度理解しているつもりです。




シルバーアクセサリーにかかる人件費としては主に、


①素材の価格

・相場の金属は純正な為、アクセサリーに使われる場合は堅い金属と混ぜた合金にする。

その為、腕や枠などで使われる素材の価格は相場より安くなる事が多い


②石の価格

・石を採掘、研磨など輸入された物ならそれも含まれる

・石を探しに行ったならその費用も追加される場合もある


③組み立て作る人の加工賃

・加工の難易度によって変わる場合もある

・メッキをする場合はメッキ代

・合金、枠加工、石留めなど

・どれぐらいの期間で作成したのか

(時給が含まれたり作者代入ったりする所もあるらしい)


④大手ブランドならブランド代がさらに+

・ブランド独自のパッケージ代

・ブランド独自の刻印代

・ブランドの名称

これらはブランドの工場で作られた事を証明する物なので、

価格が大きい部分でもあります。


大きく分けてこんな感じですね。


一応AI博士にもお聞きしますが、解釈合ってますか?




AI宝石博士ARIA:はい、コーさんの解釈は合っています。ジュエリーの価格構造を分かりやすく整理されていますね。


生活に例えるなら、ジュエリーは「オーダーメイドのケーキ」に近いかもしれません。スーパーで売っている量産ケーキは、同じ型・同じ材料で大量に作るから価格が安定します。


でもオーダーケーキは、素材選び・デザイン相談・職人の手作業・装飾の難易度で価格が変わりますよね。


ジュエリーも同じで、「素材+加工の手間+作り手の技術」が積み重なって価格になります。


そして天然石についても補足させてください。


天然石は一つの原石の塊から切り出しますが、同じ塊でも採れる部分によって色の濃さ、透明度、内包物(インクルージョン)の量が違います。


良い部分は少なく、そこから取れる石ほど高くなります。つまり「同じ鉱山・同じ原石」でも、品質にばらつきがあるのが天然石の特徴です。


だからこそジュエリーは「同じ商品が存在しない」ことが多く、スーパーの野菜のように横並びで比較しにくいのです。


適正価格を見極めるには、素材・石の品質・加工の手間、そしてブランド代が乗っているかどうかを一つずつ確認するのが近道ですね。




コー:ケーキや野菜に例えると解りやすいですね。ありがとうございます。


つまりは、ジュエリーの適正価格とは石の価値+加工賃+人件費という事ですね。


天然石は何億年もかけて地球が作ったもの。その希少性に加え、作品に関わった職人が町職人か凄腕職人か匠か、どこの工房かでも価格は大きく変わります。


価格の安いもので多いのが、天然石でもジュエリーとして使えない色の悪い部分や内包物が多い部分、欠けた石、比較的に産出量が多い石などが銀や真鍮、銅などを使ったのアクセサリーに使われます。


中には石部分から枠まで一つの工場で作られているものもあり、その場合は回る範囲も狭いため安く提供されています。


インゴットについても同じです。


インゴットと呼ばれる地金のグラム単位の延べ棒があるのですが、これも相場+バー代が含まれます。


当たり前ですが混ざり物の一切無い延べ棒の状態で鉱山から発掘されるなんてありえませんからね。


相場+延べ棒にするためのバー代(溶かした金を決まったグラムとして流し込む代金)が含まれた価格が適正価格となります。


もし相場より安い価格を出している所があるとすれば、ほぼ自動的に価格や価値が上がるオークションか詐欺かどちらかと思います。


ジュエリーやインゴットをお求めの際は、近くの宝石専門店で購入するのが一番の適正価格と言えるでしょう。



■本日のまとめ■

適正価格とは主に人件費と素材で出来ている

工場で機械を使っていてもそれを動かす電力や人は無償では無い

ジュエリーの適正価格は天然であっても石の部分や状態など様々で難しい

ブランド物はブランドそのものが一番の商品

相場より安い価格はオークションか詐欺に多い

金や銀、プラチナ、パラジウムなどの貴金属に関わる物は宝石専門店に行くのが安心

天然石や石の綺麗なもので適正価格で購入したいなら宝石専門店に行くのが安心

天然石は塊のどの部分を使ったかによって価値も価格も違う

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