第6回 日常にある金を使用したものとは?
- 渡辺宝石スタッフ

- 1月20日
- 読了時間: 4分
更新日:6 日前
コー:よく買取りのチラシやネットなどの広告で
「こんな金も売れますよ」みたいな言葉を見かけます。
広告には万年筆のペン先、金歯、銀歯、眼鏡、スマホやパソコンなどのコンピューターの画像が張ってあったりします。
これを見て思うのは、ジュエリーやアクセサリーや銀食器など製品になっていなくても、部品に買取できる貴金属があるという事が解ります。
万年筆は置いといても、金歯や銀歯、眼鏡、
スマホやパソコンは比較的日常にあるものだと思います。
万年筆は広告にもあるように金はペン先に使われていて、金歯や銀歯はアレルギー性の低い金属という事で使用されているのですかね?
眼鏡に関しては全体ではなく部分的ですよね?金は小さくても重いので多くは使用できないと思います。
一番の謎はスマホやパソコンの中に金が使われているという事です。
金は伝導率が高いという事は知っているのですが、実際にどんな部分にどのような作用の為に使われているのか私は知りません。
スマホやパソコンなどの機械類のどこに使われているのでしょう?
そしてそれは自分で取り出せるものなのか、取り出せたとしてどれくらいの金何グラムが取り出せるのでしょうか?
AI宝石博士ASTRO:スマホやパソコンなどの電子機器には、
実はごく少量ですが金が使われています。金は電気をよく通し、酸化や腐食に強いため、主に基板上の接点やコネクター、ICチップの内部配線など、
信号のやり取りが重要な部分に使われています。特に、長期間安定して動作させる必要がある精密機器では、金の特性が重宝されます。
ただし、1台のスマホやパソコンから取り出せる金の量はごくわずかです。
スマホ1台あたり約0.02g前後、パソコン1台でも数グラム程度しか含まれていません。
自分で分解して金を取り出すのは非常に難しく、専用の設備や化学処理が必要です。
そのため、一般的には専門業者が大量の電子機器を集めてリサイクルし、
金や他の貴金属を回収しています。
金歯や銀歯は、アレルギーが起きにくく、
耐久性が高いことから歯科治療に使われています。眼鏡のフレームも一部に金や銀が使われることがありますが、コストや重さの関係でごく一部です。
日常の中にも、意外と多くの貴金属が使われていることが分かりますね。
コー:なるほど、スマホやパソコンの電子機器は基盤の接点やコネクター、ICチップなどの機械を動かす上で大事な部分に使われているんですね。
金自体が高いものですし、そこまで沢山の量を使っている訳ではないという事なんですね。
自分で分解しても少量で、売るとなったら不純物の有無を確かめる為、分析器にかけるので、その代金だけで地金代は全部飛びそうな感じですね。
AI宝石博士ASTRO:その通りです。
電子機器に使われている金は、ごく少量でしかも他の金属や部品と複雑に混ざっています。
自分で分解して取り出しても、実際に得られる金の量はとても少なく、さらに純度を調べたり精製するためのコストがかかります。
そのため、個人で取り出して売るのは現実的ではなく、専門業者が大量に集めて効率よくリサイクルする方法が一般的です。
金は高価な素材ですが、電子機器では必要最小限しか使われていません。身近なものにも貴金属が使われていると知ると、普段の生活が少し面白く感じられますね。
■本日のまとめ■
金はジュエリーだけではなく、生活の色んな所で使われている。
一般家庭にある電子機器の基盤の接点やコネクター、ICチップなど機械を動かすための大事な箇所に使われている。
電子機器から金を取り出すことは非常に困難で取り出したとしても、検査や分析代によって地金代が吹き飛ぶ可能性が高く、大量でなければマイナスになる可能性もある。
金自体が高価な物の為、使われている製品は多いが少量でも重さがあるので使われている部分は僅かしかない。
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