A、地金は毎日相場が変化します。
昨日は高くても今日は安い場合もあります。
ネックレスやリングのような製品になっている場合は、製品になるまでの間に、
色んな職人の手に渡りますので、その職人たちの工賃がかかってきます。
量産型にしても、ネックレスなら輪っかを作る為に工場を動かす電気代やそれを溶接する職人さん、研磨する人達の仕事料などが、製品にプラスされているので地金だけの値段では作ることが出来ないのです。
その為、使わなくなって買取に出しても買った時(地金+工賃)よりも買取時(地金のみの値段)の買取金額が安くなってしまうのは仕方がない事なのです。
その他、製品の含有量によっても買取金額は大きく変わります。
ネックレスやリング製品を作る際に、純金、純プラチナだと柔らかく、変形する恐れがあります。
その為、製品にするには純正より硬い金属を混ぜて製品を硬くします。
含有量とは、金製品なら純金がどれだけ多く入っているか、その他の金属は何が入っているのかという事なんです。
貴金属の相場は新聞(前日の相場)やネットなら当日(朝9時30分くらいに発表)で見ることが出来るのですが、
貴金属の相場は、純金や純プラチナのみが表記されているので、含有量の少ない製品の場合は安くなってしまいます。
相場によっては購入した時よりも地金が高い場合もありますので、全部という訳ではありません。
インゴット又は、使わなくなって売りたい貴金属製品をお持ちの方は、毎日相場をチェックする事で売り時が解るかもしれません。